今の空はどうかな? ○
平成30年4月26日(木)
「ちょっと外にでてきます。」と話していた5年生。
玄関の外に出るやいなや、みんな空を見始めました。理科の学習で、空の様子を観察しているとのことでした。
「今の空はどうだい?」
「う~ん…、4だと思う!」「いや、6か7くらいじゃない?」
「さっきよりも…」
何度も空を眺めては、空に占める雲の割合を考えていた5年生。
「あの雲は何雲なのかなあ?」
腕が疲れるほど、教科書の写真と雲を見比べていました。
全体や部分など見る所によって見え方が変わったり、気がつくと雲の形も変わっていったりして大変だったことでしょう。しかし、こうやってじっくりと空を眺めて観察を繰り返すことで様々な事に気付いていくのです。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
いよいよ北海道にも桜前線が上陸したとのニュースが聞こえてきました。
札幌市も場所によってはすでに咲いているようですが、
さて本校の桜はというと…
つぼみが少しずつ膨らんできているようですが、
まだもう少しといったところでしょうか。
ちょうど連休あたりに咲くかもしれませんね。
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まだ疑問があって… ○
平成30年4月26日(木)
「まだ疑問があるんですけど…。」
「みんなのノートにも疑問が結構書いてあったよね。出してしまおうか。」
6年生が社会科の学習で、大昔の暮らしについて考えていました。
「田んぼが外側にあるのがどうしてかなって思って…。なぜなら…。」
「いくつかの家が少し高い場所にあると思うんだけど、どうしてか…。」
「柵みたいなもので囲まれているんですけど、二重になっているところがあって、ここは…」
図を見て気がついたことを基に考える内にさらに「?」と思うことが出てきた、というようなことはよくあります。それをさらに考える中で、「あ、だからなんだ!」「そういえば同じようなことが…」と学びを深めていくことにつながることも多くあるのです。
「?」を「?」のままで終わらせず、学級のみんなで考えていこうという雰囲気や
どのような「?」も話したり受け止めたりする雰囲気。
全校で大事にしていきたいと思います。
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偶然ってきれいだね! ○
平成30年4月25日(水)
3年生が図工の学習で色とりどりの素敵な「マイ画用紙」をつくっていました。
にじみや吹き流しなど、絵の具のいろいろな技法に挑戦したようです。
「赤い絵の具をにじませてね、その後、青の絵の具でやったらきれいな紫になったよ。」
「今度はにじませた水玉にしてみたよ。」
「絵の具をつけて開いたらこんなのが出てきた!おもしろいね。」
はじめは技にチャレンジしていた子どもたちも、紙の上に表れる形や色の美しさを感じ、
「もっとにじませてみよう」
「今度は違う色を合わせてみよう」
「オレンジの上に黒っぽい色ならはっきり見えるかな…」
「ストローで違う方にもふいてみよう」
というように「したいこと」を膨らませながら熱心に取り組む様子が見られました。
一方で…
「どうやってやったのかよくわからないけれど、すごいきれいにできた。偶然なんだよね。」
「え~、偶然ってきれいだね!」
というような会話も。
絵の具の面白さや楽しさを味わっていた3年生の子どもたちです。
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小中合同体位測定 ○
平成30年4月24日(火)
?身長と体重を測り…
視力も測り…
今日の1,2時間目は小学校と中学校が一緒に行う「合同体位測定」。
それぞれの体育館や中学校の視聴覚室も使用して検査を行います。そのため、学級ごとに時間が割り当てられていますが、中学校の保健委員が各学級の担当となり、スムーズにいくように体育館の中を誘導したり指示をしたりしてくれます。
「身長は伸びていましたか?」
「今度はここで背の高さや体重を測ります。説明をするのでよく聞いてくださいね。」
中学生のお兄さんやお姉さんが優しく話しかけてくれ、小学生も安心して検査に臨む事ができていました。中には、この前の3月に卒業したばかりの先輩の姿を見て、「あ、○○ちゃんだ!」と気付いている子も。先輩の頑張っている姿を見て憧れの気持ちを抱く子どもたちもいたことでしょう。その子たちの中に数年後、今度は保健委員としてよい姿を見せてくれる子が登場するかもしれませんね。このような姿を通して学ぶことができるのも、本校の大切な文化の一つです。
「身長伸びてた!ほら見て…。」
? ?「ぼくも伸びたよ…。」
測定の合間には、友達と互いの成長を話し合う子どもたち。
中には、昨年の秋と比べて「6cmも伸びたよ!やった!」と嬉しそうに報告してくる子もいました。今回の体位測定を、自分のからだや成長を見つめたり、毎日の生活について振り返ったりする機会にしてほしいと思います。
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友だちの見方っておもしろいね ○
平成30年4月23日(月)
「私はこの2枚のカードを“日本を感じる絵”でマッチングしました。どう?」
「確かに~!」「そうだね!」
「この2枚のカードはどちらも”彫刻作品”だよ。」
「これは動物の作品マッチング!」
「この2つはオレンジ色の立体でマッチングできると思う。どうかな?」
5年生が図工の学習で、アートカードを使った鑑賞の学習を行った時の様子です。
各グループに配られた40枚の様々な作品が載っているアートカードを見ながら、同じくくりの仲間にできる(マッチング)2枚を見付け、そのくくりが仲間の賛同を受けたら手札にするという活動を行いました。
はじめは作品の形や色、絵に描かれているものなどぱっと見て分かりやすい仲間づくりをしていた子どもたち。2回目に行う時には「1回目とは違うマッチングをしてみよう」という投げかけに「え~、どんなマッチングができるかな~?」と話しながらも、さらにカードの作品を細かなところまでじっくりと見て特徴に気付き、仲間にできるペアを見付けていきました。
「これは自然のたくましさをテーマにしたマッチング!」
「この2つは愛です!」
「夏っぽい作品のマッチングです。だって…」
というように、作品のテーマや、作品から伝わる雰囲気、感情など目に見えないものを感じ取り、作品をみる視点を膨らませていったようです。
「みんな、自分が考えないおもしろい組み合わせをつくって、『確かに!』と思えるものがあって楽しかった。」
「友だちの発想がとても面白く、『あ~』と言えるものが多くてびっくりしました。」
「友達が『上から見ても下から見ても変わらない』と言っていて、1つの場所から見るのではなく、色々なところから見るという見方もあるんだなと思いました。」
「条件をつけると考え方がまた違っておもしろかったです。」
40枚のアートカードを介して、友達の見方や考え方の面白さや素晴らしさをまた少し感じることができたようです。
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小さなおきゃくさま ○
平成30年4月20日(金)
最近、教員室に小さなおきゃくさまがよく来ます。
「先生の好きなたべものは何ですか?」
「好きな色は何色ですか?」
教員に次々とインタビューをする3年生。マイク片手に、堂々と質問をしていきます。
何のインタビューなのか聞いてみると、
「ニュース係のインタビューです。」とのこと。
なるほど、学級の係活動だったのですね。すでに数人の先生のインタビュー結果がメモされていましたから、近いうちに学級のみんなに楽しいニュースのお知らせがあることでしょう。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
こちらは校長室を探検している子どもたち。
でも、実は学年が違うのです。
こちらは2年生。
来週の金曜日に予定している1年生との学校探検に向けて、校内のあちこちを調べていました。
「校長室って大きいものが多いんだね。」
「ここで校長先生は何をしているの?」
「いいクイズを考えたよ。1年生に………(←秘密)っていう問題を出したらどうかな?」
一方、学習シートに一生懸命メモしているこちらは4年生の子どもたち。
「あっ、あそこにもあった。校長室ってせまいのに2個あるんだ。」
「だって、校長室が火事になったら…」
「確かに、そうだ!」
社会科の学習で校内の熱感知器がどこにどれくらいあるのかを調査していました。
結果を校舎の地図に書き込み、気付いたことを友だちと話しながら、
その場所がどのような役割のある場所なのかということを考えている様子も見られました。
生活科の学習などで校長室を訪れたことのある子どもたちもいますが、
違う学年や教科の学習で再び校長室を見てみると、また新たな気付きや発見があるようです。
このように、6年間の中で同じ対象に繰り返し関わっていくことで深まっていく学びもあります。
全校のみんなのために ?
平成30年4月19日(木)
今日は5年生と6年生が参加する委員会活動の日。
今年度も7つの委員会活動が始まっています。
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?音楽委員会
?通称”Fステ”と呼ばれる音楽集会的な活動について話し合いをしていました。
「もっとたくさんの人が、何度も参加できるようにしたい。」
という願いのもと、
今年度は常時活動として何度も参加できる形での企画を進めているようです。
?ふれあい委員会
?1年生から6年生まで一緒にゲームをしたり遊んだりする異学年交流を担当する委員会です。
「私たちのグループは”たけのこにょっきっき”をしようと思います。
1年生から6年生までみんなが参加できるし…」
「ぼくたちは”新聞たたみゲーム”がいいと思って…なぜなら活動の仕方を工夫しやすいから…」
それぞれにしっかりと意図をもってゲームも選んでいるのですね。
?代表委員会
?全校テーマを熱く議論しながら必死に考えていました。
「大きいテーマだけでなくて、サブテーマもあったほうが小さい学年はわかりやすいよ。」
「今、全校で大事にしたいことは…」
今年度はどんなテーマになるのか、発表が待ち遠しいですね。
?美化委員会
?毎朝、階段や廊下の朝清掃を頑張っている美化委員会の子どもたち。
今日の委員会ではそのこととは別の、プロジェクト活動について話し合っていました。
「楽しく全校をきれいにできるようなプロジェクトを考えているんです。」
「ファイルボックスの考えと、スタンプラリーを合わせてみてもいいかもしれないと思って…」
「楽しさ」は自分から動こうとする姿を引き出す大事なポイント。
子どもたちも、これまでのあらゆる活動を通してそのことを感じているからこそ、大切にしようとしているのかもしれませんね。
?保健委員会
?水飲み場の石鹸かえを毎日頑張っている保健委員会のメンバー。
今日は低学年?中学年?高学年担当グループに分かれて、プロジェクトの活動内容について考えました。
「高学年は難しいなあ…。面倒くさいっていう人もいるし…。どうしたらみんな動くかなあ。」
「低学年の子たちは楽しくやってくれるけれど、でも遊び的な楽しさっていうか…。健康につながるようにしたいんだけど…。」
”全校”といっても、低学年と高学年では同じ活動をしても全く違う反応になることはしばしば。
これまでの経験や様子を思い浮かべながら、委員会の子どもたちも「それぞれ担当している学年に合う活動って?」ということを考えていました。
?放送委員会
?ご存知、楽しいお昼の放送で給食時間にミニ知識と笑いを届けてくれている委員会。
自分の担当の曜日やコーナーも決まり、「楽しみにしていて!」と意欲十分です。
今日、書いていた個々の紹介カードには、放送にかける意気込みが記されていました。
?体力アップ委員会
?昨年、玄関前で「なわとび検定」の活動を行っていた委員会。
今年度も検定を楽しみにしている子どもたちが多いこともあり、
常時活動として継続していくようです。
また、新たな活動も考えている今年度の委員会。
こちらはもう少し時間をかけながら、楽しい活動を創っていくようです。
どの委員会でも「全校のみんなが」「たくさんの子が」「もっと楽しんでもらえるように」「もっと気づいてもらえるように」など、全校を視野に入れて活動を進めていこうとしています。大切に継続する活動はもちろんのこと、よりよくするための工夫や改善も考えたり加えたりながら、今年度の5、6年生らしさを十分に発揮して活動を進めてほしいと思います。
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新しい子どもと創る授業 ?
平成30年4月18日(水)
附属札幌小学校では4月中旬から下旬にかけて全校研究授業が行われます。授業を公開するのは、4月に着任したばかりの先生が中心です。新学期早々の時期ということもあり、「新しい子どもと創る授業週間」または「お迎え研」と呼ばれます。
昨日は理科の高畠教諭がお迎え研の授業公開を行いました。
「みんなのタネはどうなったかな?」
「友達の発芽の様子も見て比べてみよう。」
「すごい!根まででてた!」
「日光がなくても発芽してるよ。」
「でも、日光が当たる場所に置いたら急に成長したから日光は必要なんじゃないかな。」
「肥料をあげたら逆に発芽しなかった…。」
「土は…」
「発芽していないのは…水が…」
「でも、水が多すぎても、息ができないんじゃないかな?」
「じゃあ、次に実験をするとしたら…」
”インゲンマメを発芽させるためには”と個々に考えた方法で実験していた子どもたち。
その発芽の結果や気づいたことを交流する中で、発芽に必要なことは何だろうかと深く考えていく様子が見られました。
子どもたちの発言や考えを丁寧に聞いたり広げたりしながら、はっきりしているところやあいまいなところを整理し、「もう1回実験したい!」という意欲を引き出していくように関わる高畠先生の姿に、周りで見ている教師も学ぶものが多くありました。
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学校構想説明会?PTA総会?藤棚会総会?土曜参観 ○
平成30年4月14日(土)
土曜日の朝にもかかわらず、駐車場には続々と車が。
8時50分から行われる学校構想説明会をはじめ、PTA?藤棚会総会、そして参観授業に多くの保護者の方が来校してくださいました。
父親委員のお父様方も朝早くから集まり、いつものオレンジ色のジャンパーを着用して、駐車場の誘導や整理を行ってくださいました。
(いつも本当にありがとうございます!)
体育館には約300名近くの保護者が。
新しい教育課程を編成する上で変えていこうとしていること、
そしてこれまでも、これからも変えずに大切にしていくことなどを説明させていただきました。
また、研究主任からは昨年度から始まった新たな研究主題をはじめとした取り組みなどの説明がありました。
3時間目の参観授業は、どの教室でも子どもたちが担任や仲間と楽しく学んだり、学習に真剣に向かって考えたりする姿が見られました。子どもたちの様子を見つめる保護者の方の熱く、かつ温かな眼差しも印象的でした。
休日にもかかわらず多くの保護者の皆様に来校いただき、本当にありがとうございました。
新学期が始まってもう1週間。
学習も、その他の教育活動もいよいよ本格スタートです。
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ぜんぶおいしかったよ! ○
平成30年4月12日(木)
1年生に「入学して楽しみな事」を尋ねると必ず出てくる言葉が”給食”です。
この日、初めての給食はなんと、全校的にも大人気のカレーライスです。
給食サポーターのお母様方が配膳をしてくれています。
身支度を整えたら、1つずつ選んで自分の席へ。
さあ、いよいよお待ちかねの給食!
「いただきま~す!」
「あ~ん!」
みんな大きな口をあけて、おいしく食べています。
「ぼくね、カレー大好きなんだ。」
「もう食べちゃった!おかわりできるの?」
「ぜんぶおいしかったよ!」
配膳で少し残った白米やカレールーも、子どもたちがちょっとずつおかわりをしていくうちに、どちらの学級も空になってしまうほど。
大人気のカレーということもあるのでしょうが、
”初めての給食”
”楽しみにしていた給食”
”みんなと一緒に食べる給食”
”お母さん方が見守ってくれる給食”
というようなことがさらに給食をおいしくしてくれたのでしょう。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
さあ、食事の後はお片付け。
みんなのお皿はすっかりきれいに。食べ方がとても上手ですね。
スプーンとフォークが混ざらないように、よく見て入れています。
「ごちそうさまでした!」
元気いっぱいです! ○
平成30年4月12日(木)
天気の良い日の中休み。
校舎のあちらこちらに、子どもたちの元気な姿がありました。
今日はその様子をご紹介します。
この前、ごみ拾いをしたばかりのグラウンド。サッカーやドッジボール、鬼ごっこなど、大人数で男女混ざって遊ぶ子どもたちがたくさんいます。
玄関前では3年生が大縄でジャンプ!
教室のすぐ外にブルーシートと椅子…
温かい日差しを浴びながら日向ぼっこでしょうか。
附属の森の遊具で元気に遊ぶ2年生の子どもたち。
木の上も大事な憩いの場の一つ。気持ち良さそうですね。
「見てみて!まだこんな厚い氷があるんだよ。」
え?と思い奥をみると…池に大きな氷が浮かんでいました。
枝でつつきながら大きな氷を動かすのはとても楽しそうです。
オセロで遊びたさそうな1年生の様子に気付いて、そばに来てくれた6年生。
学年を超えて一緒に楽しもうとする姿がとても微笑ましいですね。
グラウンドから戻ってきた子どもたち。
次に来る人がいないか確認して玄関の戸を閉めてくれている上級生はさすがです。
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学年?学級懇談会 ○
平成30年4月11日(水)
新しい学年?学級を受け持つ担任と保護者の方が出会う「学年?学級懇談会」に、多くの保護者の方に参加いただき、ありがとうございました。
それぞれの担任から一年間の抱負や予定、新学期始まっての子どもたちの様子などをお話させていただきました。
1年生は養護教諭、栄養教諭、音楽専科もご挨拶いたしました。
2年生 3年生
4年生
5年生は今年度着任した高畠教諭が熱く自己紹介。 6年生
今週土曜日には、学校構想説明会?PTA総会?藤棚会総会、そして土曜参観が行われます。
また多くの保護者の方に来校いただき、本校の取組や子どもたちの様子を見ていただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
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待ってました! ○
平成30年4月10日(火)
本校の子どもたちは、毎朝登校してきた後、朝の会が始まるまで静かに読書をしています。
入学したばかりの1年生も。
6年生になるとかなり文字数の多い小説なども読んでいます。
公共の交通機関で通学する時に読むことを考えても、年間でかなりの冊数に親しんでいる様子が見られます。
そのような、読書に親しむ子どもたちにとって楽しみな場所の一つでもある図書館が今日、オープンしました。中休みには貸出カウンターに自分の番を待つ列が出来上がっていました。
今年度から新たに「読書手帳」が登場!借りた本を記録し、20冊読み終えると新しい手帳になります。また、これから掲示される学級ごとの木にも、手帳が1冊終わると”実”をイメージしてシールが貼られるとのこと。それを聞いた子どもたちも、「20冊なんてすぐだよ!」と意欲を高めていました。
新しい本のコーナーでお気に入りの本を探したり、
自分の読みたい本をリクエストカードに記入したり、
借りた本をさっそく読んだり、
子どもたちは思い思いに心地よい時間を過ごしていたようです。
図書館が開館したことで、子どもたちの読書の世界もまた広がっていくことでしょう。
?
どうやって伝えたら… ○
平成30年4月10日(火)
4年生が真剣に見つめているもの…それは、新しく手にした「地図帳」です。
「みんな、大阪って知ってる?」
「知ってる!」
「大阪と言えば、たこやき!…」
「それじゃあ、8ページの中にUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)を見付けられるかな?」
「どこかなぁ…(じぃ~っ)」
「あった!」「あ、見付けた!」
「みんな、小さいのによく見付けられたね。じゃあ、今度はその場所を、席が遠く離れている友達に教えたいんだけど、どうやって伝える?」
「まず、大阪湾を見付けて、そこから少し上に行って…」
「え~、どこ?」
「あ、わかった…」
「わかんない~、少しってどれくらい?」
地図上で見付けたものを説明するのはなかなか難しそう。子どもたちも「どうやって伝えれば…?」「もっと簡単にして…」とお互い真剣に考えます。
”みんながぱっとわかる方法があればいいのに…”という思いが子どもたちの中に湧いてきたところで、「実はこつがあるんだよ。」と先生から地図帳の見方を教わりました。
「それなら簡単だ!」
「じゃあ、USJは…」
「金閣寺はどこにあるかな?」
「同じ四角の中にもいろいろあるよ。」
1回の授業で、すっかり地図帳と仲良くなった4年生の子どもたちです。
これで思いっきり走れるよ! ○
平成30年4月9日(月)
「こんなに大きな枝が落ちてるなんてびっくり!」
「拾っても拾っても、まだあるんだよ。」
「前に集めておいた枝があってね…」
このような会話をしながら子どもたちが行っていたのは全校一斉のごみ拾い。
まだグラウンドや附属の森には雪が残っている所もあるのですが、
秋から冬にかけて落ちてたまった枝やごみなどをみんなで拾い集めました。
上の会話は附属の森で枝を集めていた子どもたちの言葉でした。
何度も腕いっぱいに枝を抱えてくる子どもたち。さすがにその多さと大きさ(太さ)にびっくりしていました。駐車場脇の枝置き場はあっという間に山になっていきます。
また、グラウンドではごみや枝の他に、大きな石もごろごろ落ちていたようです。
走って転んだ時に、こんな大きな石が落ちていたら危険です。
今日のごみ拾いのおかげで、安心して思いっきり走る事ができそうですね。
今日の昼休みからさっそくグラウンドに遊びに行く子どもたちも登場しました。
友達と思いっきり体を動かして遊びながら、仲を深めていくことでしょう。
ひとつひとつが勉強ですね ○
平成30年4月9日(月)
1年生の教室に朝入ってみると…
「何を出すの?」
「持ってきたものを机に入れるんだよ。」
「何をもってきたかなあ…。」
「一つずつだしてごらん。」
「うんしょ…(1回目ではかばんが入らず…)」
「もう1回、がんばってごらん。」
「うんしょ…(にこっ。)(2回目で入って笑顔)」
「やったね。」
「そうそう、上手にできたね。」
「うん。」
持ち物を整理したり、コートをかけたり、上級生や大人にしてみると当たり前のことかもしれませんが、1年生にとってははじめて「自分の力で」取り組むことばかり。
まだ教室に入って2日目なのですから、わからないこと?できないことばかりで当然です。そばにいる6年生や大人に見守られながら、一つ一つ、時間がかかっても実際にやりながら覚えていくのです。
その後は水飲み場やトイレの使い方なども教えてもらいました。
「そんなの簡単だよ~。」
という声もありましたが…
「うわっ!」
いざ水を飲もうとすると思いっきりでて濡れそうになったり…。
これも何度もやっていく中で、ちょうど良い加減をつかんでいくに違いありません。
学校でのこと、全てが1年生にとっては大切なお勉強なのですね。
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新たな一年がスタートしました ○
平成30年4月6日(金)
平成30年度の教育活動がはじまりました。ふじのめ学級に2名の新たな友達、そして10名の教職員を迎えてのスタートです。
始業式では2年生と6年生の児童が1学期の抱負を発表してくれました。
「昨年、お兄さんやお姉さんにわからないことをたくさん教えてもらったので、今年は自分が1年生にお返ししてあげたいです。」
「理想の6年生になるための2つのキーワードを考えました。1つは相手を想う心、2つ目は友達との絆です。」
昨年の様々な活動や経験の中で、自分が感じたことや大切だと感じたことを基に、自分の理想の姿を思い描いていることが伝わってきました。進級したこの時だからこそ、具体的な努力目標とともに”なりたい自分の姿”をイメージしておくことの大切さを、2人の素晴らしい発表を聴きながら他の子どもたちも感じ取っていたようです。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
午後からは74名の1年生を迎える入学式を行いました。
温かな笑顔と大きな拍手に包まれながら、隣の友達と手をつなぎ、少し緊張した面持ちで入場してきた1年生。
本校では担任が一人ずつの名前を呼ぶのが伝統です。
「はい!」と元気な返事をして、みんな立派に起立することができました。
保護者の皆様もその頼もしい姿を見て、ほっと安心されたのではないでしょうか。
式の後半は、2年生から6年生までのお兄さん、お姉さんが学校の歌を歌ってくれました。
◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
入学式をはじめ、1年生の活動を紹介する時には6年生の存在が欠かせません。
式の前にはどきどきした1年生に優しく話しかけたり、胸花をつけてあげたりする素敵な姿がありました。少し不安な様子が次第に笑顔になっていったのも、こうした関わりがあってのことでしょう。
また、昨日は6年生が登校し、式場や1年生の教室をはじめ入学式に向けて準備を行ってくれました。気持ちの良い挨拶と、きびきびとした行動、そして最後まで一生懸命な姿で取り組んでくれた6年生。「最高学年だから!」「1年生に喜んでもらえるように!」という意識が随所に感じられる素晴らしい活躍でした。
春とはいえ肌寒い中でしたが、
この日を待ち望んでいた保護者の皆様をはじめ、お兄さんやお姉さん、そして教職員など多くの人々の優しい心に包まれ、笑顔あふれる温かな入学式となりました。
1年生のみなさん、入学おめでとうございます。
また来週、会うのを楽しみにしています。
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