NEWS(お知らせ)函館校で大野農業高校の生徒が環境技術を学びました
2015年10月7日
平成27年9月26日、北海道大野農業高校の生徒25名が来校し、最先端の環境技術を学びました。
?北海道教育委員会のキャリア教育?職業教育推進事業「専門力アップセミナー(農業)」の一環で、専門学科の高校生が環境保全型農業の実践に関する専門的な知識を身につけることを目的に、地域環境科学グループの松浦俊彦准教授の講義を受け、先端科学の実験を体験しました。
?まず、「イカ墨の有効資源化への挑戦」と題した環境技術に関する講義が行われ、産業廃棄物であるイカ墨を天然可食性黒色インクに活用することや、太陽電池の材料として可能性があることなどを学びました。
?その後、松浦研究室へ移動した生徒たちは、イカ墨をナノスケールで観察する先端科学実験を体験しました。環境科学の学生たちが講師役となり、イカ墨をナノ観察するためのサンプル作成の方法や、原子間力顕微鏡の操作と解析方法などを熱心に指導しました。生徒たちは大学でしか味わえない貴重な体験を通して、環境技術の専門力を高めていました。
?午後からは、大野農業高校が実践しているエコフィードの研究成果の発表と、松浦准教授との活発な意見交換が行われ、生徒たちは環境保全型農業の実践に関する専門的な知識を身につけていました。
?? ▲ サンプル作成の様子 ▲ ▲ 学生によるサンプル作成の説明 ▲
?? ▲ 学生による原子間力顕微鏡の原理説明 ▲ ▲ ナノスケールで観察する様子 ▲