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大学紹介小学校英語小中連携フォーラム開催報告(令和2年11月8日実施分) 

澳门金沙城中心_欧洲杯买球官网-投注|平台 小学校英語教育の指導力向上プロジェクト

小学校英語 小?中連携フォーラムを開催しました【オンライン開催】

令和2年11月8日(日),当フォーラムでは初となるオンラインによる「澳门金沙城中心_欧洲杯买球官网-投注|平台 小学校英語教育の指導力向上プロジェクト 小学校英語 小?中連携フォーラム」を開催しました。当日は,現職教員や学生の方など114名が参加しました。

本フォーラムは,小学校英語教科化に伴い,現職教員等の英語指導力向上及び小中学校における学びの連携の視点から,著名な講師の講演,地域の先進事例の紹介等により,参加者の意識を喚起するとともに,今後の小?中学校における外国語活動?英語教育の課題と方向性を共有する実践交流?研究の場を提供することを目的として,毎年開催しているものです。

今年度は,オンラインによる開催となったため,居住地の制限を受けずに参加者への呼びかけが可能となりました。

午前の部は,「小中連携を意識した評価の在り方」をテーマに,大阪教育大学 柏木 賀津子氏及び埼玉県春日部市立武里小学校 新海 かおる氏をコメンテーターに迎え,実践発表の場を設けました。

コーディネーターを務めた本学附属札幌中学校 柏 敬太教諭の進行の下,附属札幌中学校 小川原 周太教諭と附属旭川中学校 小田 可南子教諭は中学校の視点から,続いて附属札幌小学校 西本 有希教諭,附属函館小学校 安彦 有里恵教諭が小学校の視点から,それぞれの背景を捉えた評価の在り方について発表を行いました。

~小川原教諭による(小中連携を意識した評価の在り方)実践発表の様子~ 

小学校高学年の学習指導要領より「~音声で十分に慣れ親しんだ簡単な語句や基本的な表現~」という部分に着目し,音声を中心とした中学校スタート時の授業づくりやスピーキングの向上を目指したやりとり(柏先生を生徒役としたロールプレイング)などの実践例をもとに発表が行われました。

~小田教諭による(より良いパフォーマンス評価を目指して)実践発表の様子~

小田教諭が担当をしている2年生の授業における実践中の取組について発表しました。テストを行うまでの流れとリフレクションシートを用いた再構築などについて,実際の記載例を表示しながらのアドバイスや提案を行いました。

~西本教諭による(小中連携を意識した評価の在り方)実践発表の様子~

今年度実施したパフォーマンステストからの評価に関する実践発表を行いました。西本教諭が設定した評価基準を例に,生徒が行った実際の発表(初回時)から,ブラッシュアップを経た実践例の紹介によって,発表後に考えたり,試したりとブラッシュアップする場を設けることの効果を紹介しました。

~安彦教諭による(評価を軸とした小学校外国語科の実践)実践発表の様子~

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明確なコミュニケーションの目的等を設定し,学習到達目標(CAN-DOリスト)やルーブリックを活用する指導の実践事例を紹介しました。
単元の題材として「函館のおすすめの場所を外国人や日本人役になって道案内しよう」という身近なテーマが設定され,生徒たちの試行錯誤する様子が語られました。
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午後からは,埼玉県春日部市立武里小学校 新海 かおる氏によるワークショップ「やり取り中心の授業における指導に生かす評価」が行われました。?

導入部では,Zoomの反応機能やカメラのON/OFF機能等を利用した英語でのやりとりを参加型のゲーム形式で行い,言葉を発さなくとも受け手とのやり取りが成立することを,体験できました。生徒たちが「夢の時間割をつくろう」という単元に挑戦する授業風景の映像を交えながらのワークショップとなりました。
発表の仕方を生徒に「スピーチかクエスチョン」の2択で選ばせるなど,様々なアイディアが紹介された後,グループディスカッションの時間を設け参加者の交流する場となりました。

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(新海 かおる先生によるワークショップの様子)



次に,大阪教育大学 柏木 賀津子氏により「Teacher TalkとTeacher Questionから始めるCLILの授業」と題して,講演が行われました。(柏木 賀津子氏による講演の様子)

講演は2部構成で行われ,「セッション1 はじめて取り組むCLILの授業」では,カレーライスを作るために必要な水の量を,生徒たちに予想させるという身近な題材から,「水の大切さ」へと展開する実践例を紹介し,参加されている先生方とのやり取りやブレイクアウトセッションを交えての講演となりました。

続く「セッション2 Teacher TalkとTeacher Questionsから始めるCLIL授業」では,参加者は柏木先生が話す英会話を聞き取り,個々の回答を自然と考えるような流れのもとで講演が行われました。

最後に,イタリア文部科学省 研修指導主事 シルバナ?ランポーネ氏による「ScaffoldingStarategies for CLIL」について,英語での講演(日本語字幕付き)がありました。

ClILの足場かけとその方法の重要性や足場かけの種類について,プレゼンを通して紹介くださいました。


(シルバナ?ランポーネ氏の講演の様子)

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閉会式終了後は,自由参加型の「情報交換会」を行い,自由な意見交換の場としました。

今回のフォーラムでは,Zoomのチャット機能により随時参加者からの質問を受け付け,発表後に総括して質疑応答を行いました。

チャットへの書き込みには,発表中の講師の方が実践した英会話のスピードについて関心を寄せる例も見られ,参加者のタイムリーな感想を垣間見ることができました。

参加者からは,「海外の教育についての学びも深まり,とても参考になった」,「対面と変わらず,実り多い機会となった」,「実際の教室で行われている活動や評価の方法などについて多く触れることができ,とても勉強になった」等の感想をいただき,学校現場の課題に対応した内容を提供する事ができました。

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