【緊急連絡】
新型コロナウィルス感染症の流行に伴う留学の休止?帰国について
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新型コロナウイルス感染症は全世界で拡大を続けており,感染者数?死亡者数とも急増しています。これにより,外務省は2020年3月31日付けで世界の49か国?地域について感染症危険情報をレベル3,それ以外の全世界についてもレベル2としました。
この状況に鑑み,現在も海外で留学継続中の皆さんには,現在留学している国?地域の海外危険情報(感染症)がレベル2?3のどちらであっても,特段の事情がない限り,早期に帰国してください。
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※この連絡事項は4月7日現在のものです。今後も詳細情報等が更新される可能性があるため,必要な手続きや作業を進めつつ継続的にチェックするようにしてください。
※なお,帰国に当たり以下のとおり,経費支援を行います。
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- 新規に帰国のための航空券を購入する者に対して,航空券代(国内トランジットを含む。)を補助します。なお,新型コロナウイルス感染症の流行に伴い,新規に航空券を購入して既に帰国した者も対象とします。
- 上記1のほか,14日間の待機を要請された者の宿泊料及び待機後の国内移動に必要な航空券代を補助します。なお,新型コロナウイルス感染症の流行に伴い既に帰国し,14日間の待機を要請された者も対象とします。
- 上記の航空券代及び宿泊料とも実費相当額としますが,宿泊料については本学旅費規則に基づく1夜につき10,900円を上限とします。
- なお,経費の補助に当たり,上記の航空券代及び宿泊料を支払った領収証書等について提出を求めますので,保管しておいてください。
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帰国可能な場合
〇 現在「水際対策」が強化されており,多くの国から航空機で日本に入国する際には,検疫法での隔離?停留が必要な場合のほか,検疫所長が指定する場所(自宅等)において14日間の待機となります。(国内線で北海道の空港への乗り継ぎはできません)。空港から指定する場所に移動する際,公共交通機関を使うことはできず,自家用車?レンタカーを利用することとされています。(厚生労働省「水際対策の抜本的強化に関するQ&A」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19_qa_kanrenkigyou_00001.html参照)。
〇 それに加え,(1)過去14日以内に入国拒否対象国?地域に滞在歴がある旨を検疫官に申告することが義務づけられ,(2)空港検疫所でのPCR検査が実施され,検査結果が判明するまでの間,自宅等,空港内のスペースまたは検疫所長が指定した施設等で待機しなければなりません(外務省「日本における新型コロナウイルスに関する水際対策強化(新たな措置))」https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C046.html参照)。空港の検疫?入管が混雑することも予想され,PCR検査の待機時間は6~8時間程度,長い人の場合1~2日程度かかる可能性があります。検疫所が指示する特定の場所で検査結果を待つ場合には,待機が数日間に及ぶ可能性があります。結果が陽性の場合,医療機関に隔離(入院)されます。陰性であれば自宅や自分の確保したホテル等に向かいます(公共交通機関利用不可)。
〇 日本到着後14日間の待機場所及び移動方法について,家族と相談するなどして,自分が空港周辺のホテル等の手配を行わなければなりません。このため,早急に入国後の待機場所?移動手段等の目途を立て,航空券の日時を確定してください。
〇 航空券を手配する際,経由便を利用する場合は,経由地の新型コロナウイルス感染症の発生状況にも留意してください。また,航空便の変更?運休なども増えていますので,最新の情報を入手してください。
〇 帰国予定(利用航空会社?航空便名?現地搭乗日?日本到着日?到着後の待機場所など)が決まり次第,速やかに本学学務グループ(札幌校は国際課)宛てに知らせてください。※連絡が遅れると,学研災付帯海外留学保険の保険期間の変更及びそれに伴う保険料の返金(対象となる場合)の手続きができませんので御注意ください。
〇 現在,感染者の多い国?地域からの帰国者について,日本入国時?入国後に感染が判明する事例が増えています。帰国便に搭乗する前に,自分に症状がないことを確認し,体調が悪い場合は搭乗日を変更し,体調回復を優先してください。体調に問題がない場合も,帰国に当たっての経路(公共交通機関?空港ターミナル内?機内など)に感染リスクがあることに留意してください。
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●現地ですべきこと
- 当該国に戻れない可能性を考え,退居の手続きや,家賃の支払い,銀行口座の解約,携帯電話契約の解約等の手続きを完了すること。また,部屋の荷物等を完全に引き払うこと。
- 帰国する飛行機を確保すること。経由便を利用する場合は,経由地のコロナウイルスの発生状況,当該経由地から日本への到着時の受入れ状況を確認すること。(「水際対策」強化対象地域を経由する場合には,入国時の検疫と14日間の自己隔離が必要になります。)各地で日々刻々と状況が変化しており,最新の情報を入手すること。
- 現地の情報(外出が可能かどうか,公共交通機関等の運行状況,搭乗予定の航空会社?航空便の運航状況等)をよく調べること。
- 自分自身に感染の兆候がないか,確認すること(咳が出る,熱がある,体がだるい,体調が悪い人?悪そうな人と接触した,など)。熱があるのに,解熱剤を飲んで検疫をすり抜け帰国し,後日感染が分かって問題になった事例なども,他国で報告されています。
- 帰国に当たっての経路(公共交通機関?空港ターミナル内?機内など)には,現在の住居以上の感染リスクがあることに留意すること。
- 帰国予定(利用航空会社?航空便名?現地搭乗日?日本到着日?到着後の住所など)が決まり次第,速やかに本学学務グループ(札幌校は国際課)宛てに知らせること。※連絡が遅れると,学研災付帯海学保険の旅行期間の変更及び返金(対象となる場合)の手続きができませんので御注意ください。
- 日本到着後に上掲の学務グループ(札幌校は国際課)宛てに,帰国の報告を行うこと。
帰国困難な場合
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〇 帰国困難な事情,現在の居住地の状況や学習環境などを,速やかに本学学務グループ(札幌校は国際課)宛てに連絡してください。
〇 引き続き感染予防に努めるとともに,健康管理に留意してください。
〇 JASSO奨学金及びトビタテ留学JAPANについては,派遣学生の皆さんの身の安全や健康を守る観点から,感染症危険情報レベル2以上の国?地域への留学については,奨学金の支援対象外とされてきましたが,新型コロナウイルス感染症の世界的な流行に伴い,航空便の減便?運休が多く発生していること,学修プログラムがオンラインに切り替えられ継続されている例が見られることから,「速やかな帰国が困難な場合(待機場所の確保が困難な場合や,公共交通機関を利用せず待機場所に向かうことが困難である場合も含む)」は奨学金の支給が継続されることとなりました。
* なお,本学の令和2年(2020年)前期授業は5月11日(月)に繰り下げます。(場合によっては,遅れることも考えられます)。
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◎ 帰国に関する疑問や不安がある場合,帰国に関わる困難が生じている場合には,下記連絡先に相談してください。細かなことでも結構です。本学は皆さんの健康と安全確保に向けたサポートを提供していきます。
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札幌校学務部国際課
TEL:011-778-0674 Email:g-kokusai[at]j.hokkyodai.ac.jp
旭川校学務グループ
TEL:0166-59-1221 Email:asa-gakusei[at]j.hokkyodai.ac.jp
釧路校学務グループ
TEL:0154-44-3230?Email:kus-kyomu[at]j.hokkyodai.ac.jp
函館校学務グループ
TEL:0138-44-4223 Email:hak-gakumu[at]j.hokkyodai.ac.jp
岩見沢校学務グループ
TEL:0126-32-1348 Email:iwa-gakumu[at]j.hokkyodai.ac.jp
※アドレスの[at]は@に変更してください。
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