NEWS(お知らせ)釧路校で皆既月食の合同観測?観望会を開催しました
2022年11月16日
11月8日(火)の皆既月食は、442年ぶりに惑星食(天王星食)と重なったこともあり、大きな注目を浴びました。当日は全国的に天気にも恵まれましたので、多くの方がご覧になったことと思います。澳门金沙城中心_欧洲杯买球官网-投注|平台釧路校では、この天体ショーに合わせて地学研究室?天文部と北海道中標津高等学校(以下、中標津高校)天文研究会による合同観測?観望会を開催しました。その模様と結果についてご報告します。
写真1 写真2
写真1 天文部による大学7階屋上での皆既月食観測?観望会のようす
写真2 天文ドーム内から皆既月食を観測?撮影する中標津高校天文研究会の会員
観測?観望会は新型コロナウイルス感染症対策のため、会場を釧路校7階屋上と8階天体観測室の天文ドーム内の2ヶ所に分けて開催しました。
7階屋上では17時半頃から釧路校天文部員6名による天体望遠鏡の設置が始まり、その後、2名の追加参加を得て、18時過ぎから観測?観望が始まりました。さらに途中から中標津高校天文研究会の顧問の先生と会員の生徒が加わり、活動のようすを見学しました(写真1)。
その後、中標津高校天文研究会一行は天文ドーム内に移動し、当校地学研究室の松原尚志教授の指導の下、ドーム内の赤道儀に同架してある天体望遠鏡を用いて、皆既月食の写真撮影にチャレンジしました(写真2)。
写真3
写真3 食の最大近く(20:00)での皆既月食の様子. 矢印の星はこの後,月に隠される天王星.松原教授撮影.
写真4 皆既月食の全過程.撮影時刻は上段右より 17:55, 18:00, 18:10, 18:20, 18:30, 18:40, 18:50, 18:59, 19:10, 中段(皆既中)右より19:20, 19:30, 19:40, 19:50, 20:00, 20:10, 20:20, 20:30, 20:40, 下段右より20:46, 20:50, 21:00, 21:10, 21:20, 21:30, 21:40, 21:50, 22:00. 月は各段で右から左に地球の影を過(よぎ)っている.松原教授撮影?画像編集.
気温が低い中、観測?観望会は22時過ぎまでの長丁場となりましたが、お天気にも恵まれ、月食の全過程(写真3,4)に加え、皆既食直後に起こった天王星食も観測することができました。観測?観望会としては大成功です。
残り少なくなった今年ですが、12月初めにはおよそ2年2ヶ月ぶりとなる火星の最接近(12月1日(木))や火星の衝(地球を挟んで外惑星が太陽の反対側に位置する惑星現象)と月?火星の接近(12月8日(木))が起こります。釧路校地学研究室?天文部では、防寒対策と感染症対策を徹底した上で、これからはじまる厳しい季節でも夜空を見上げていきたいと考えています。
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写真1 天文部による大学7階屋上での皆既月食観測?観望会のようす
写真2 天文ドーム内から皆既月食を観測?撮影する中標津高校天文研究会の会員
観測?観望会は新型コロナウイルス感染症対策のため、会場を釧路校7階屋上と8階天体観測室の天文ドーム内の2ヶ所に分けて開催しました。
7階屋上では17時半頃から釧路校天文部員6名による天体望遠鏡の設置が始まり、その後、2名の追加参加を得て、18時過ぎから観測?観望が始まりました。さらに途中から中標津高校天文研究会の顧問の先生と会員の生徒が加わり、活動のようすを見学しました(写真1)。
その後、中標津高校天文研究会一行は天文ドーム内に移動し、当校地学研究室の松原尚志教授の指導の下、ドーム内の赤道儀に同架してある天体望遠鏡を用いて、皆既月食の写真撮影にチャレンジしました(写真2)。
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写真3 食の最大近く(20:00)での皆既月食の様子. 矢印の星はこの後,月に隠される天王星.松原教授撮影.
写真4 皆既月食の全過程.撮影時刻は上段右より 17:55, 18:00, 18:10, 18:20, 18:30, 18:40, 18:50, 18:59, 19:10, 中段(皆既中)右より19:20, 19:30, 19:40, 19:50, 20:00, 20:10, 20:20, 20:30, 20:40, 下段右より20:46, 20:50, 21:00, 21:10, 21:20, 21:30, 21:40, 21:50, 22:00. 月は各段で右から左に地球の影を過(よぎ)っている.松原教授撮影?画像編集.
気温が低い中、観測?観望会は22時過ぎまでの長丁場となりましたが、お天気にも恵まれ、月食の全過程(写真3,4)に加え、皆既食直後に起こった天王星食も観測することができました。観測?観望会としては大成功です。
残り少なくなった今年ですが、12月初めにはおよそ2年2ヶ月ぶりとなる火星の最接近(12月1日(木))や火星の衝(地球を挟んで外惑星が太陽の反対側に位置する惑星現象)と月?火星の接近(12月8日(木))が起こります。釧路校地学研究室?天文部では、防寒対策と感染症対策を徹底した上で、これからはじまる厳しい季節でも夜空を見上げていきたいと考えています。
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