HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)キャッチアップ接種について
2024年8月21日
HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)は、平成25年度から小学6年?高校1年に相当する年齢の女性を対象に定期接種となりましたが、接種後の有害事象(身体の麻痺、記憶障害など)が問題となり、積極的な接種勧奨が中止されていました。その後の調査により、接種後の身体症状はHPVワクチンとは無関係な接種ストレス反応と、WHOが結論づけたことを受け、令和4年4月から積極的な接種勧奨が再開されましたが、この間に、定期接種の対象年齢でありながらHPVワクチンの接種を差し控えた人が大勢いました。こうした人たちが定期接種と同様に無料でワクチン接種を受けられる「キャッチアップ接種」が、令和7年3月末まで実施されていますが、計3回の接種を受けるのに6ヶ月かかりますので、3回とも無料で接種を受けるためには、1回目を令和6年の9月末までに受ける必要があります。キャッチアップ接種の対象となる方々には、9月末までに1回目の接種を受けることを、ぜひ、ご検討ください。/images/info_topics/00016600/00016693/20240821115419.pdf